2017年8月20日

立山(雷鳥沢)でキャンプ&トレッキング その2



その2
雷鳥沢キャンプ場から室堂周辺のトレッキング。

ルートは「神の道」 
古から伝わる道を歩いてみよう。ここは山岳信仰の山。
立山は3大霊山の一つ(白山、立山、富士山)

雷鳥沢 〜 一ノ越 間を結ぶ登山道ですが、今回は途中から室堂へショートカットするルートを歩いてみる。(最近開通した道で、今年の地図にはちゃんとルートが引かれてた)

どうやら 地獄谷の火山性ガスが濃くて ミクリガ池 〜 雷鳥沢 が通れない場合、この道が迂回路にもなる模様。

人が少なく静かで、高山植物がたくさん咲いてる いい道です。


その1はこちら





雷鳥沢ヒュッテでカレーを食べ、ずいぶん軽くなったザックを背負って12時過ぎに出発。

たまに青空が出るものの、だいぶ雲が厚くなってきた。
雨雲レーダー的には日没前には本格的に雨が降り出しそうなので、16時前には戻っていつでも食事が出来る状態にしよう。(ここは電波が届くので助かる)



まずはキャンプ場からすぐ下の浄土沢を渡る。
渡ったらすぐに右奥へ進む。(最初 左へ行きそうになった・・・)

石に○印ありました。



さっそく草花の間を抜けて進む。
これはオンタデ?


このルートは何度も沢を渡るので、増水時は無理しない方が良さそうですね。


少し丘を登ったら、チングルマがありました。
ここはもう花が散って綿毛になってるね。



分岐を右へ進む。 左は真砂岳に登る「大走り」



写真ではよく見えないと思いますが、ず〜っとお花畑ですよ。
殆どチングルマかな。


これが綿毛になって、秋には葉っぱが紅葉で真っ赤になる。



この辺でちょっと強めの雨が降ってきた。
むぅ〜、じゃあレインウェアを着よう。

着たら雨止んだ・・・


小高い場所に登って振り向くと、キャンプ場が見えた。
案の定 登りで暑くなってレインウェアを脱ぐ。


そして、ひたひたと登る。
この道 思ったより歩きやすいですよ。


イワイチョウかな?



もしや天国に来たのか? いや向こうに建物があるなぁ。
と思ってしまった・・



チングルマ と コイワカガミ



コイワカガミ と コツガザクラ(もしかしたらアオノツガザクラ)



浄土山に向かって進む。
木階段の横は植生保護のネット。(何かの土に還る素材)
ネットの隙間から少しずつ草が出てきてますね。
全体的に木階段が新しいし、この道はかなり大切に整備されてるな。


分岐を右に行く。ここからが室堂に向かう新しい道。
バツ印の石は、標識の間を抜けるな! でいいのかな?
(右に行くのは少し手前から入る)

左の 一ノ越 方面は迷いやすい道だそうで、矢印は破線になってる。



一旦 谷へ降りる



谷へ降りると花の種類が変わって、黄色い花が増えてきた。
似てる花が多くて、俺には種類を当てるのがまだ難しい。
(違ってたらゴメン・・)

ミヤマキンバイ



ミヤマキンポウゲ (シナノキンバイと迷った)



来た道を振り返って撮りました。
別山をバックに 道の白い線がとても印象的だった。



今度はクモマニガナ
暗号のようですが、漢字で書くと雲間苦菜


ちょうど雲が薄くなり、雄山山頂が見えたので最大望遠で1枚
建物は山小屋じゃなくて、雄山神社の社務所です。



ミヤマコウゾリナ



ヨツバシオガマが登場してきましたね。



何だか道が怪しくなってきた・・
そのうち、草をかき分けて進む状態になったぞ?
間違えたかな? 
標識に従ってたつもりだけど、”つもり”じゃいかんな。
この上に 一ノ越 〜 室堂 の道があるので、もう少し進んでみる。



すぐに 水の道(とりあえずの仮称)に出た。
谷から上はしばらくこの水の道を歩いてたので、ずっとこの道沿いに歩くのが正解だったのかな?
少し先に登山者用の看板も立ってるので、このまま進めば大丈夫そうだ。

(写真は一ノ越側に向かって撮ってるので、逆方向に進みます)



どうやら無事に合流。
立山から降りてきた人がたくさん通っている。


ちゃんと案内板がありますね。



室堂ターミナルに向かう。



立山玉殿の湧水を汲んでいこう。
ちなみにキャンプ場でも水汲めます。(要 煮沸消毒)


戻りは朝と違うルートを通り、ミドリガ池の方から行く。
(ミクリガ池 と ミドリガ池 は紛らわしい)

ミドリガ池では、立山が池いっぱいに映っていい感じです。



「山男」


再び雷鳥沢ヒュッテに寄り、缶ビールを購入。
(自動販売機あります)

15時半くらいにキャンプ場へ戻り、まずはビール。

雨はもうしばらく大丈夫そうだ。
その後はコーヒー飲んで、しばしゴロゴロ。


17時頃 夕食の支度。
 レトルトの牛丼に少し水を足して煮る。


お湯で戻した白米(アルファ米)を鍋に入れて、ほうれん草とたまごのスープ(フリーズドライ)を添え、 では いただきます!
けっこうイケます。


夕食の片付けが終わった頃に、雨が降り出してきた。

赤いナルゲンボトルに、赤ワイン入れて持ってきた。(重量増の一因)
ビールもまだあるし、おつまみ食べながら過ごしましょうか。

雨は降ったり止んだり。
日が暮れると、かなり強くなってきた。

20時過ぎに就寝・・・

夜中は雷雨。
耳栓してるからびっくりする程大きな音では無いけど、たまに目がさめる。
風も強くて、テントが頭にペタペタあたるなぁ。

4時前には目が覚めて(意外とよく寝たね)、外の様子を伺うとばっちり雨のまま。

まぁ、朝 天気悪いのは覚悟の上だったので仕方なし。
天気予報を見ると、朝少し曇りだけど その後は15時まで雨マーク。
風は別山で昼頃10mか・・・ちょっと強いな。


とりあえず、朝ごはん。
 これも室堂の駅で買った えびとわかめ のおにぎり。
朝は絶対雨だと思って、火を使わないで済む物を買っておいた。


さあ、どうするか。
登れると思うけど、雨か風かどちらかにしてほしい・・

しばらく悩んだが、無理せず下山する事にしました。
また機会を見て展望の良い日に来るか。
(これがまた、いくら天気予報が晴れでも、結局運頼みで難しい・・)

そうと決まれば撤収。
レインウェアを着てテントを片付ける。
雨の中テントを丁寧に畳む余裕は無いので、丸めてザックに押し込んだ。
(こんな時は45Lのゴミ袋さまさまだわ)

そして、荷物をまとめた頃に雨が止む・・・


6時半前に雷鳥沢を出発。
残った食料と水を含んだテントで、やっぱり重い・・

室堂目指してゆっくり登りますか。
気温が低いので(10数℃ ?)、登るには丁度いいかな。



霧が濃いけど、ここは道迷いの心配が無い。



7:20頃 室堂ターミナルに到着
とりあえず湧水で喉を潤す。



「星の雫」でも買って帰りたい所だが、売店はまだ開いてません。
通販でも買えます

7:45 始発のトロリーバスに乗る。

大観峰でお土産のソーセージとビールを購入。(また重くなった・・)



黒部まで戻ってきました。
後立山連峰は少し雲が薄いけど、やっぱり雲の中。


9時半前に扇沢に到着。
お疲れ様でした。

車に戻って天気予報を見ると、晴れじゃないが 朝確認した時より少しまし になってるみたい。
(見なきゃいいのに・・・)


まっ、今回はこれで良しとしましょう。
今年の夏の天気を考えれば、昨日の午前中晴れて  いい眺めを見られただけでも立山まで来た甲斐はあったと思います。

心残りはライチョウ見れなかった・・
(場所じゃなくて、鳥の雷鳥)

室堂周辺なら登山でなく観光でも標高2400m以上の素晴らしい景色が見れますよ。
皆さんもどうです?(天気よければ)

では


その1はこちら