2011年4月9日

MD5500とMacとWin

ALPS_MD5500.jpg


今はもう売ってない、熱転写式プリンター「ALPS MD5500」です。
当時はマイクロドライ方式とか呼んで量販店でも普通に売ってましたが、諸々インクジェットにはかなわず、市場から消えてしまいました。

では、なぜ大事に使うのか?
いわゆるインクリボン式なので、他には真似出来ない白・金・銀など特殊な印刷が可能。
模型のデーカール印刷には大変重宝するのです。

しかし、私のPC環境(iMac)で使うには問題が・・・
でもあきらめる訳にはいきません。






問題はOSへの対応なんですが、データ作成など趣味的な方面はMacを使っているので、それなりの対応が必要。
現在 iMac(intel CPU)にMac OS X Snow Leopardを使っていて、それをBoot campでハードディスクを半分Windows XPにしてます。
理由は、MD5500のMac用ドライバーがMac OS 9.2までしか対応してないが、Win用はXPまで正式版がある。
だからMD5500はXP上で動かしてます。その為に、データ作成のAdobe illustratorもWin用を使用。

しかし、Win XPのSP3とMD5500の相性がとても悪い。気まぐれで動いたり止まったり・・・
再起動やドライバー再インストールしても気まぐれは変わらないので、印刷出来るかどうかは運任せ。
これじゃ、インクリボンとデカール用紙がいくらあっても足りないので、どうにかしたい。

で、久しぶりにALPSのHPに行ったら、Windows7でも32bitならXP用ドライバーが使える事を発見!
(もう1台のノートPC(VAIO)はWindows7の64bitなので、一瞬期待したけどダメ)
結局Windows7を導入。

念のためXPモードが使えるWinows7 Professionalを買ってきて、早速32bit版をインストール。

リンゴと窓の新しいコラボで・・・
iMac_Win7.jpg

結果、印刷出来たと言えば出来ましたが・・・
黒印刷の段階で「カール矯正メカニズム エラー」が出て止まった。
今度はOSとドライバーの相性でない模様。
ALPSのHPにも出ていて、修理か用紙設定を厚紙(カール矯正メカニズムは動作しない)にして対応とある。
う〜む一筋縄で行かないですね。まるで旧車をいじってるみたいだ。

とは言え、PC動作環境的には行けそうなので良かった。

【環境】
 《 iMac本体》
  プロセッサ:Intel Core 2 Duo 2.66GHz
      HD:500 GB
     メモリ: 4 GB
  《HDフォーマット》
   Boot Camp Assistant(3.0.4)でパーテーション
     Mac :250GB(Mac OS拡張)
     Win :250GB(NTFS)
        Win側にはBoot Camp 3.2使用
 《OS》
  Mac OS X Snow Leopard (10.6.7)
  Windows7 Professional (32bit) 
 《プリンター》
  ALPS MD5500:USB接続
  プリンタドライバー:Windows 2000/XP用(Ver.2.3.2)
 《印刷時の使用ソフト》
  Adobe illusrator CS4:windows版