2016年12月18日

年越す前に白骨温泉だな



温泉に行きたい
あぁ温泉に行きたい
入浴剤でその気にるのは、長続きしないよ・・

長野に行ってアルプスでも眺めながら浸かりたい所だけれど、山の天気はどうも良くない模様。どうせ遠くが見えないのなら、山の中に入って雪景色もいいか。

直前まで何処に行くか迷った。(直前とは出発の3時間前)
よし、白骨温泉に行こう。
前回訪れたのは去年の2月だから、もう2年近くなるか。



松本から、だいぶお馴染みになった国道158号を行く。
道の脇にニホンザルがいますね。
予報通り山方面は雲って見えないが、所々青空が見えるので景色は運次第かな?


途中で乗鞍方面に左折して寄り道しよう。

番所大滝(ばんどころ おおたき)です。



雪は10cmくらい積もってる。
靴をスノーブーツに履き替えて、右の大滝方面へ・・
12月だけど、念のため音出してクマ出没に用心。


雪が硬い。半分凍ってるな。
なになに? アイゼン付けた方がいい?


この先は、階段で下まで一気に降りますね。
滑ったらヤバそう・・



一旦車に戻る。
靴をスノーブーツからC7−03に変え、念のため持ってきたコンパクトスノースパイク装着。
ベルトの長さ調整中



硬い雪に爪がサクサク刺さり、かなり安心感が増した。
と言っても靴の中央だけ爪あり仕様の簡易版なので、つま先が滑る。なので、できるだけフラットに足を置いて下ろう。



5分くらいで滝が見えた。



わりと幅があって豪快です。




お約束のスローシャッターで1枚・・



冬季は下に降りれないみたいなので、戻りましょう。



戻ってから遊歩道で千間打ち千間淵(せんげんぶち)にも行けますが、またの機会にとっておこう。

番所大橋から乗鞍方面にに向かい、鈴蘭を右折。
ここから上高地乗鞍スーパー林道で白骨温泉へ。
乗鞍岳は雲の中だけど、意外と青空出てるね


久しぶりの雪道だ!(妙に嬉しい)
トンネルを超えて少し下ると、霞沢岳が綺麗じゃないですか。



谷間に入り白骨温泉が近くなってきた。

宿の看板を右折し、少し進むと本日の宿に到着。
”小梨の湯 笹屋” メイン温泉街より少し離れて上の方にあります。



部屋に入ると、ちょうど日が沈む時間でした。
白樺に囲まれた静かな場所。


干し柿と梅昆布茶を頂きながら一休み。 奥にあるのは麦こがし。



では、温泉へ
まずは内湯であったまりますか。

階段を奥へ・・



殿の湯 
誰もいないので撮らせて貰いました。
暖かい季節はガラス戸が解放らしいです。


いい色だなぁ
この白い結晶と青白く濁ったお湯が、まさに白骨温泉ですわ。


「3日入ると3年風邪ひかない」
と言われてるそうです。 ともかくスバラシイ。


内湯であったまったら、貸切露天風呂へ
一旦外に出て、あの中を奥へ・・


最高であります・・・
落ち葉が浮かんでるのが更にいい(たまたまだけど)



さぁ、お食事でございます
手間のかかった料理がずら〜り


馬刺しがうまい!
大葉と大根巻いてもうまい。



蕎麦がきだ!
柔らかいですね。薬味と生醤油をつけて食べます。


ここで地酒
アルプス正宗 大吟醸を注文



鳥の出汁が大根にもしみて、コクのあるお椀



岩魚の笹蒸し
3時間蒸してるそうで、頭の先から尻尾まで全て食べる。



天ぷら
手前のは長野のネギで甘みがある。



きのこ汁
具だくさんで少しとろみがある味噌味。鍋で温めてから器に盛る



最後に安曇野産のコシヒカリ新米と漬物でお腹いっぱい。
やっぱり冬は野沢菜だな。



満腹です。
ご馳走様でした。



しばらく休んだら、また露天風呂へ・・
たまに吹雪くけど、お湯の温度は十分なのであったまります。



外は雪が強くなってきて、ときおり風が強く吹く。
山の中は明日も雪になるかな?
就寝・・・


翌朝はやっぱり雪。
まずは内湯に浸かってあったまる。


朝食も盛りだくさん。



開きを焼きます。
何の魚か聞き忘れた・・鮎かな?
これも頭の先から尻尾まで食べれますよ。



温泉粥
昨日の夜あれだけ食べたのに、1杯おかわりした。

温泉宿に来ると、食事がおいしくてバクバク食べるな。
(ちなみに朝夕含めて、料理は写真以外にも出てきます)


しんしんと雪が降る



少し休んだらチェックアウト。
宿の方が車の雪を払ってくれて、助かりました。

その間にお話をしたら、宿の皆さん登山をされてるそうな。
再訪を約束して出発。


道を下って、白骨温泉の案内所前に来ました。
ストロボ使うと舞う雪が反射してきれい。



白骨齋藤売店で日本酒とワインを購入
「限定の生にごりワインもあるよ」と教えてくれたので勿論購入。



雪の白骨温泉を後にして、帰りは国道158方面から下る。
沢渡のバスターミナルを過ぎると、道に雪は無くなった。


安曇野スイス村に寄る。
山の上は雪だけど、麓はいい天気だ。



ここで野沢菜を購入


あとワイナリーで地ビールとワイン
(酒ばっかりだな・・)


たくさんお土産も買ったし、帰りますか。
(殆ど正月用のお酒か?)


思惑通りの雪の白骨。
いいお宿に巡り合えて、贅沢なひと時を過ごせました。

では