西穂高岳 独標(どっぴょう) 標高2701mに登りました。
ギザギザの西穂高岳の中で、一番右の尖ったピークです(写真中央から やや右)
独標直下はちょっと緊張感のある岩場ですが、足の置き場は十分あるし、一歩一歩しっかり進めば大丈夫。
午前中は天気良くて良かったですよ。
8月の別山は登らず撤退したのもあって、なんかスッキリしたね。
今回も前日は安曇野泊
端っこの方とはいえ、穂高の山へ行くのだから穂高神社で安全祈願しとこうかな。
翌日は始発の新穂高ロープウェイに乗るため、宿を5時前に出発して国道158から奥飛騨へ向かう。
上高地へ向かう釜トンネル入り口の先で、子猿がウロウロしてた。
体長20cmくらいかな?
6時半 鍋平の登山者用駐車場に車を止める。
この時期の土日は、朝 第2ロープウェイの臨時便があって7時から運転しているが、天気もいいし朝から登山客がたくさん。
結局7時半の便になったが、しらかば平から第2ロープウェイに乗車した。
雲がかかっているけど、笠ヶ岳を見ながら上へ。
そういえば、ここは冬に観光でしか来たことないな。
2015年2月撮影
冬の晴れた日はホントに凄い景色 |
標高2156mの西穂高口で降りて展望台へ
左の奥に槍ヶ岳も見えますね。
今日の目的地 西穂独標を拡大。
なかなか険しいですよ。もう登ってる人が見えますね。
8時前 まずは 西穂山荘 目指して出発。
出発するとすぐに登山届出書の小屋があります。
(ワタシはWebで届けを出してるので、ここで改めて書きませんが)
おじさんが一人一人声をかけてくれる。
「今年は早い時間から雲が湧いてくるんだよ。朝晴れてても10時には雲湧いてくるし・・」 だそうです。
やっぱり山登りは早出だな。
樹林帯の中を進むと、たまに西穂が見える。
今の所は好天
道は丁寧に石が置いてあり、段差が小さくて歩きやすい。
気温は15℃以下だと思うが、風がなくて暑いな。
早くも汗だく・・
周囲が開けると、西穂山荘がみえてきた。
ここまで来れば、長野側が見えますね。霞沢岳もよく見える。
9時前 西穂山荘(標高2367m)に到着。
コースタイム1時間半だけど、1時間くらいで来れました。
とりあえずタオルで汗拭いて・・少し休憩。
この先は一旦急登があるので、ストックをしまってから出発。
アザミとかトリカブトとか、まだ綺麗に咲いてます。
山荘から先は、まず大きな石を両手使って登る。
難しい所はないし、それほど時間かかりません。
少し高いところに来ると、上高地側や焼岳が見える。
グリーンな大正池もよく見えた |
ここのところ焼岳は火山活動が活発ぎみですが、どうでしょう? |
もう少し先に行くと、右に前穂高や明神岳が見えてきました。
9時半 丸山到着。
山荘から15〜20分ぐらいで来れるし、天気よければここでもスケールの大きい展望が楽しめますよ。
丸山から先はガラガラのガレ場をひたすら登る。
どこ歩いても石が動くので、ゆっくりヒタヒタと・・・
歩いて来た道を振り返る。
だいぶ独標が近くなってきましたね。
双六岳がよく見えるぞ。
いつか行きたい 双六岳 |
霞沢岳を背に大正池から明神まで上高地が一望。
いよいよ岩場になってきた。
ストックとカメラバッグをザックに収納し、両手フリーかつ足元が見やすい状態にする。
丁寧に歩きましょう。
左に落ちない様に・・
あの上へいくぞ。
最後の数メートルは攀じ登る感じですが、ステップが細かくあるし傾斜もあるから(垂直じゃないという意味で)、しっかりした場所に足を置いて登れば大丈夫。
登りながら岩越しに見る青空が綺麗です。(写真撮る余裕はないが)
10時半過ぎ
西穂高岳 独標 2701m 登頂!
”11峰”は 西穂高岳山頂から数えて11個目のピーク
隣のピラミッドピークから西穂高岳・奥穂高岳に向かって、ずっとギザギザ。
ジャンダルムもかろうじて見えるかな?
雲に隠れてますが、奥穂高から前穂高にかけて
今のぼくが来れるのは独標まで。
この先 西穂山頂までなら一般ルートですが、難易度も高くなるから気軽に行けない上級者向き。ヘルメット姿の人が多いのは穂高らしいですね。
独標の上は人がたくさんで、狭いからあまりのんびりしていられない。
岩場で渋滞する前に降りることにしよう。
気がつくと笠ヶ岳の山頂まで見えていた。(左の笠っぽい形)
丸山を過ぎて独標側を振り返る。
だんだん雲が濃くなってきたかな?
12時頃 西穂山荘到着。
山荘に着いたら、もう一つのお楽しみ。
西穂らーめん食べよう♪
しょうゆ と みそ があって、今回は みそ |
てぬぐい購入
13:24 西穂高口に戻ってきました。
これも買っとこう
ということで、
晴れて良かった 西穂独標。
帰りのロープウエイからは、すでに曇ってて見えなかった・・・
では