2013年8月24日

下北半島めぐり その2

その1の続き

佐井港を後にして、国道338を更に北上する。
次に目指すは本州最北端の大間岬。
皆さんご存知 本マグロの街

当然の様に鮪を頂きたい訳ですよ。
しかし鮪の季節は秋から冬なので、夏に大間産の本マグロを食べようとすると、よく調べてから行った方がいいみたい。

なので、こちらの店を先に予約しておいた。
浜寿司 さん
男前の大将が迎えてくれます。
店内は有名人のサインがいっぱい。

せっかくなので、鮪盛合わせ握りを頂く。
うぉぉぉ!
¥5,800するが、東京で食べたら4〜5倍はするだろう。
「大将、おいしいです!」
赤身、中トロ、大トロは当然にして、巻物に至るまでぬかりなし。

何で夏に大間産の本マグロが食べられるかと言うと、旬の時期に1年分買っちゃうんだって。(重さ100kg以上のマグロを選ぶそうです)
それをマイナス80℃で保存してるから、鮮度は問題ないらしい。
「ここでも7月からマグロは上がってくるけど、パサパサでダメ」との事。

堪能しました。
「来て良かったです、ご馳走様でした」とお礼を言って浜寿司を後にする。

そのまま、大間岬の先端へ移動





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ここも豪快な景色が広がりますね、晴れててよかった。
北海道までよ〜く見える。






荷物満載の自転車に乗った 若いお兄ちゃんがいて、近くにいた家族連れの写真を撮ってあげていた。
ちょっと会話が聞こえてきたのだが・・
「どこから来たの?」
「鹿児島からです」
「えぇ〜〜!!」

うぉ! 鹿児島から自転車かい!! やるなぁ・・・
彼はこのまま北海道の最北を目指すに違いない。
写真撮らさせて貰えばよかった・・


そして次は、旅の目的地「恐山」へ行きます。
俗世間から離れた光景をこの目で見てみたい。

国道279を海沿いに進んで 一旦むつ市に向かい、県道4号を東から西に登るルートで行く。


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山道をしばらく進むと来ましたよ。
右から「霊場恐山」と書いてある
もう少し先に進むと、いよいよ硫黄の臭いがしてきた。
そして、宇曽利山湖畔に出てちょっと進むといよいよです。


恐山菩提寺のちょっと手前にある「三途の川」

早くも異世界に来た気がする。

宇曽利山湖はカルデラ湖

湖底が青い

この橋を通る正式な川の名前は「正津川」
宇曽利山湖から流れる唯一の川。
Wikipediaで調べたら、この名前も三途川と同意だそうです。

もう少し先に進むと駐車場がある。
車を止めていざ行かん。
駐車場脇の六大地蔵

では、入山券を買って中に入ります。
一緒にパンフレットが貰える。
いい感じの券だなぁ
総門から入ります。
ちょっと曇ってきた。
総門

その先に続くのが山門。
イタコさんがいるのは、7月末の恐山大祭の時なのでガランとしてますね。

さっそくお地蔵さんと風車と小石積みの図
恐山での供養は風車と小石積み。あと草履。

山門
震災の冥福塔が立っていので、
お参りをさせて貰った
山門は左右に仁王像が立っている


山門を通ると左に塔婆堂
写真左手で 柄杓に水を汲み手を洗うのだが、こちらの亀さんが気になる。
ちょっと怖いかも
やっぱり怖い
地蔵殿に到着


お参りをして、いよいよ奥へ進む。
ここから先は、撮った写真が多過ぎてとても載せきれない。
なので抜粋します。

すぐ右側に横道あり。
木々の中を登ってみる。


戻って奥へ
いよいよ荒涼とした風景に





この風景は凄い。
風車の鮮やかさが際立つ。



何て言うか、とても静かな所なんですよ。
(たまたま参拝者が少なかったのもありますが)

地蔵殿からお経が聞こえてくるのと、所々でガスが噴出するシューって音だけ。
だんだん無心でシャッターを押し始める。





足下からシューシュー聞こえる






荒涼とした場所を抜けるとそこは・・・・



ここにも震災の慰霊塔が


浜から戻りの道は、また数々の地獄が続く・・

ここは凄い所です。
快晴だったら、もっと色の凄さが出てたと思う。
何よりも、奥へ進む程 自然と気持ちが落ち着いて来るのが不思議だ。

歩き疲れた後は、名物(?)のコレ!



さて、恐山を後にして
今日の宿 薬研(やげん)温泉に向かう。


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近くの遊歩道を進むと、こんな風景に出会える。
森の細い小道を進むので、軽装だとちょっと辛い。(クモの糸とか・・)



温泉旅館らしく、いろんな種類のお料理を頂きました。
左奥に肉があるのだが、凄く肉が久しぶりに感じる・・・

さて、明日はいよいよ帰宅ですか・・・

翌朝、帰り道にある三途川にて
もう一度名残惜しんで撮影。

わざと青みを強くしてみた(笑)

実際の川はこんな感じだけど、それでも青い

橋から宇曽利山湖の反対側を撮影


青森市街に予定より早めに到着したので、青森港方面にちょっと寄り道。

おや!(旧)青函連絡船の「八甲田丸」ではないか。
現在は博物館船となってる模様。
さすがに中を見学する程時間がないので、遠くから写真だけ撮っておいた。


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さあフィットを返却して、帰りますか・・

帰りの新幹線は はやて に搭乗

そして席は Gran Class である。
いわゆる東北新幹線のファーストクラスで、椅子がいろいろ電動で動く。
「寝て下さい」と言わんばかりの角度になる
オレ様シート

Gran Classには軽食と飲み物がサービス。
洋軽食と白ワインを頼んだ。

ずいぶんと贅沢な旅だなぁ、飛行機でヨーロッパとか行くよりは安いと思うけど。
ウトウトと一眠りしながら東京へ・・・



家に帰ってからの夕食はこれ
安心の「シウマイ弁当」で旅の締めくくりを迎えました。