2016年11月20日

秋の丹沢 鍋割山



標高が高い山はもう雪の季節
ということで、近くの丹沢へ。

行くぞ行くぞと言いながら、まだ行ってない山へ
今回は鍋割山で鍋焼うどん食べよう! の巻

山の中腹は紅葉の見頃かな?





朝日を受けて赤く染まる鍋割山稜
鍋割山は標高1272.5mです。本日は鍋割山稜を縦走し、最高地点は大丸の1386m。
麓からの標高差が1100mくらいあるから登るのは甘くない。

大倉登山口から登るので、まずはお馴染みの戸川公園に向かう。

ちなみに上の写真の場所。春は菜の花が綺麗ですよ。
2014年4月撮影



戸川公園 大倉バス停前に到着。(標高290m)
紅葉はかなり麓まで降りてきてますね。
遠くの高い所が鍋割

とりあえず、登山情報確認しますか。




7:00 大倉屋の横を通って 鍋割山 二俣 方面に出発




海からの朝日が綺麗ですよ



何度か道を曲がってしばらく歩くと西山林道に入る。
このルートはしばらく林道歩きが続きます。


11月半ばを過ぎているので、もうヤマビルは大丈夫だと思うけど、
一応 ”ヒル下がりのジョニー(ヤマビル忌避剤)” を足元に吹きかけたりする。



しばらく歩くと、だんだん色鮮やかになってきました。

もうね・・
鮮やかな山は、見てるだけで幸せになってきますよ。



日本山岳連盟を結成した 尾関 廣 さんの銅像がありました。



8:15 二俣を通過し木橋を渡る。
橋の真ん中辺を歩いてると、撓んでボヨンボヨンします。



小丸尾根方面は通行止めですね。
今日は予定通りまっすぐ進む。(写真左方向)



穏やかな林道歩きはもう少し。



この看板が見えたら、長い林道歩きが終了。



そこにはペットボトルが山積み。
このルートでは有名なポイントです。


鍋割山荘へボランティアで水運び。


美味しい鍋焼うどんを頂く為の労働 と思い、
ワタクシも1本背負って行きましょう。



8:46 ペットボトル置場を出発。
鍋割山までの距離はあと3分の1ですが、時間はまだ半分かな。



さて、この先は いよいよ登山道。
最初に急登が待ってますよ。


沢沿いから稜線を目指してどんどん登る。



9:13  後沢乗越に到着。 標高800mくらい



向こうの山は檜岳(ひのきだっか)かなぁ



小休止したら、尾根をどんどん登る。



色鮮やかになってきましたよ。




たまに見かける真っ赤な実は、マムシグサかな?



赤黄緑が並ぶと綺麗だ




だいぶ足取りが重くなってきましたが・・・
もう少しで山頂。



おっ、鍋割山荘が見えてきた。



10:35 鍋割山に登頂!
薄曇りで西丹沢方面は霞んでますね。


秦野から小田原方面はよく見えます。



さて、さっそく鍋焼うどんを・・・


小屋の中に持ってきたペットボトルを置き、
カウンターで名前と数量を書いてうどんを待つ。

まだ10時半でも鍋焼うどんを求めて、かなりの人がいますね。
山荘主と小屋番さんがテキパキ捌いているが、土日の昼時は混雑して大変だろうな。

待つことしばし・・・
名前を呼ばれて、グツグツ煮立った鍋を受け取る。

じゃーん! 名物の鍋焼うどん です。
かぼちゃの天ぷらに、半熟卵、きのこ とか具だくさん。
七味唐辛子(小屋の中にいっぱい置いてある)をかけて、いただきます。
地面が斜めの所に置いたので、すこし傾いてる。
いやぁ、疲れた体に美味いっす。
特に半熟卵が嬉しさ倍増!
猫舌なのですが、この時期に外で食べるとすぐ適温になるわ。
(座ってると寒いので上着1枚足す)

うどんを堪能したら、食後のおやつをかじる。



11:16 お腹が満たされたところで出発
次は鍋割山稜を塔ノ岳方面に向かい、金冷シから降りるルート。



落葉の絨毯が綺麗な いい道ですねぇ。 ここはブナ林かな?




右端の塔ノ岳から左に丹沢主脈
雲に隠れているけど、丹沢山〜蛭ヶ岳へ続いてる



振り返ると、鍋割山の向こうに富士山が浮かんでいた。



1300mを超えて、小丸付近
写真左の尾根から歩いてきました。鍋割山は真ん中。



大倉尾根がよく見える。
帰りはあそこをひたすら降りていきます。



TOPの写真もそうだが、尾根の木道や木階段が丹沢らしさを感じますな。



この看板は明神ヶ岳でも見たな・・・



12:15  本日の最高ピーク 標高1386m の大丸に到着



大丸を過ぎると、ストンと急な下り坂。



12:28 金冷シで大倉尾根と合流
ここから大倉に向かいます。


崩壊しかけの道を通って、一旦標高を上げる。



山の上はガスってきちゃいましたね。
ついさっきまであそこに居たので、僅かな差だった。



花立付近に来ました。
では、先は見えんが ひたすら下りましょう。 あと標高1100mくらい・・



下の方は視界良好。
以前も思ったけど、この階段続きの坂を下から登ってくる覚悟がまだ湧かない。
降りるのも大変なのに・・(この根性なしめ!)
何が辛いって、階段状の道は自分のリズムが掴めないんだな。
通称「バカ尾根」


再び紅葉のなかへ



泥対策の石の道。
長時間歩いた後は、地味に足裏が痛いっす・・


14:58 大倉に到着!


お疲れ様でした。
今日は夏に行った 上高地〜蝶ヶ岳並みの標高差でしたね。


戸川公園も紅葉の季節になりましたので、お近くの方は是非。



年越す前に、また丹沢のどこかへ登りますか。

では