2014年10月11日

北八ヶ岳を歩く(その1)



御嶽山の噴火から2週間経とうとしています。
複雑な気持ちではありましたが、それでも自然に感謝しつつ山歩きを楽しむ事にした。
やっぱり、また雲上からの景色を見てみたい。

そして八ヶ岳に行ってきました。
険しい南側ではなく、比較的穏やかな山並みの北八ヶ岳。

台風が去って、また台風が近づいて来た。
でも今日は素晴しい天気。

こんなに はっきり見えると思わなかった。
雄大な御嶽山が見える場所からお祈りします。




中央道を走って諏訪南I.Cへ
さっそく八ヶ岳に着きました。
「八ヶ岳PA」に・・・


ここで朝食にする。
その名も「赤岳」(八ヶ岳 最高峰)
そう言えば、八ヶ岳PA 屋根が赤いな。


朝(7時前)からガッツリと「カツカレー」行きます!


中央道降りたらビーナスラインで蓼科方面へ
この看板が見えたら右折
そうです。ロープウェイに乗ります。


8:00 「北八ヶ岳ロープウェイ」山麓駅に到着。
標高1771mのアルペンムードたっぷりな駅。
始発は 8:40 なので、それまで身支度を整える。


南アルプスや中央アルプスがよく見える。
スピーカーからホルンの演奏が流れたりしてて、
すご〜く、雰囲気のいい所であります。


では、ロープウェイ乗車
係員さんの衣装がもう・・
ちなみに従業員みなさん こんな感じです。


あっという間に頂上駅へ
途中の景色は見事です。(日本アルプスが全部見える)

山頂駅は標高2237m


山頂駅の前は「坪庭」という高山帯の自然を廻る探勝路。
とくに登山装備をしてなくても楽しめる。


今日のルートは まず左の「北横岳」へ行き、坪庭に戻ってから右手の「縞枯山」「茶臼山」を巡り、「五辻」を通って山頂駅に戻るコース。


小さな社があったので、いつもの様に安全祈願


では北横岳目指して出発!
時間は9:00丁度くらい。


鹿柵を抜けて奥へ


観光用の自然探勝路とは言え、けっこうな登りがある。
ちょっと息切れ・・


上に登って北横岳方面。
縞枯現象が見れますね。


駅方面の景色はお見事!
正面に中央アルプス、右奥は御嶽山か?


探勝路を先に進むと分岐点
北横岳はここで左折です。


ここから先は登山道
ゴロゴロした石も多くなってきた。


一旦 谷へ下る。
ガレてますなぁ


谷から先はせっせと登り。
ちょこちょこ木の階段あるものの、大きな石がメイン。


立派な木製階段を登って、
先に行くと・・・


9:55 北横岳ヒュッテに到着。
なんか 字体がいいな



もうしばらく登ると、上が開けて来たぞ!


北横岳の南峰に到着。
ぐぉ〜 すんごい景色!
ここは標高2471.6mだそうで。
右にぴよっと見えるのは蓼科山

ちょっと逆光の八ヶ岳南側
険しい山並みですね

南アルプスの山々
甲斐駒ケ岳や北岳もよく見える。


中央アルプス
いつか木曽駒ヶ岳に行ってみたい。


蓼科山の左には、遠く北アルプスの山々まで・・

北アルプス拡大
中央にシャキーンと槍ヶ岳がよく見える。


北横岳の最高地点はここではなく、ちょっと先
10:17  標高2480mの北横岳 北峰に到着


ここは南峰から僅か2分くらいの所なのですが、ぼーっとしてたら どんどん雲が多くなってきて、遠くの山が見えなくなって来た。
しかし、これだけは・・・

御嶽山をしっかり見据える。
左から出ている白いのは噴煙でしょうか?
しばし黙祷・・



さて、北横岳を下山します。
来た道を坪庭まで戻って、今度は雨池峠へ向かう。


途中 北横岳ヒュッテ前から「七ツ池」に寄り道。

でも
見れるのは2つまで

1つ目の池

2つ目は池の淵まで行ける
ここも数分後に霧が出て来しまったので、ギリギリ青空ショット。


戻って下山

途中、中学生の団体が先生に引きつられて登ってくる。
50人くらい いたかな?
山でのすれ違いは挨拶が基本だが、中学生のみんなも挨拶を忘れない。
ほぼ全員と挨拶しましたよ。
イントネーションに変化を付けながら(笑)


あと、三ツ岳方面への分岐地点にて 登ってくる方々を避けて待ってたら、上からもご夫婦が降りて来て・・
旦那さん:「三ツ岳の分岐はここですかね?」
おれ:「分かり難いけど、道標もあるし確かにここですね」
う〜ん、獣道の様な道?が奥に続いてる。
おれ:「この先軽装では・・云々書いてあるから、行けるんじゃないですか?」

そこで、下から登って来たおばさん
「ここよ、ここ。行けるわよ」
旦那さん:「雨池峠に向かうんだけど、どっちがいいかな?」
おれ:「時間的にはこのまま坪庭経由の方が早いですよ。三ツ岳は険しいルートみたいだし、ボクも坪庭経由で雨池峠に向かいます」
旦那さん:「じゃあ、そうします」
ご夫婦は先に進む。

おばさん:「あなたは、そっち(三ツ岳)行ってみたら」
おれ:「今日は遠慮しときますよ〜、こっちのルート大変そうだし」
おばさん:「え〜、私も昔行った事あるのよ。楽しいわよ」
おれ:「じゃぁ、今度仲間と来たら行ってみますよ(初心者だし)」
おばさん:「いや、大丈夫だって。行きましょう!」
 タジタジ・・・
おれ:「あはは・・今日はご勘弁を。では、お気をつけて」
何とかおばさんを振り切り、一路坪庭へ・・

山ってオモシロイ。
と言うか、やたら元気な中高年が多い。
※セリフは記憶を頼りに要約して書いているので、実際と異なるかもしれん。


そんなこんなで、11:30 坪庭の探勝路に戻ってきました。


この先は雨池峠から縞枯山に登り、茶臼山へ向かう。
予定よりは30分くらい早いペースだが、まだ先は長い。

続きは その2 にて

では