先週に引き続き、またしても山へ出かけてしまいました。
天気も まずまずの様だし、
少し高い所は紅葉も見頃ではなかろうか。
と言うか、少し高い山を歩きたい。
この状態・・
一般的には「ハマった」と言うのでしょうか?
いざ「大菩薩嶺」へ向かう。
朝4時半に家を出て、中央道の勝沼I.Cへ向かう
そこから国道411号を通って裂石から県道201で上日川峠へ。
土曜だったし、この時間でもかなり車が停まってました。
7:00 上日川峠 駐車場に車を停めて支度をする。
ここの所どんどん気温が下がってきているのでフリース1枚重ね着しましたが、それでもかなり涼しいです。
スタートは県道沿いの「ロッヂ長兵衛」から
本日のコース
標高1580mの上日川峠をスタート
福ちゃん荘ー唐松尾根ー雷岩ー「大菩薩嶺」へ
雷岩まで戻って「大菩薩峠」を通り、石丸峠から上日川峠に戻る周回コース。
7:21 ロッヂ長兵衛の脇から登山道に入る。
福ちゃん荘までは右の舗装路でも行けるけど、せっかくなので登山道を進みましょう。
紅葉を眺めながら、緩やかな登りをのんびりと進む。
30分くらいで福ちゃん荘に到着。
ここにも立派な案内図がある。
現在地から左の唐松尾根を通って登り、右の石丸峠から下るので、今日は表登山道通りません。
福ちゃん荘までの30分で体も暖まってきたし、結局フリース脱いだ。
8:00 いざ唐松尾根へ出発。
歩き始めはフラットな土の道だが、少しずつ石が多くなってきた。
木の密度が低いせいもあって、爽やかな道です。
たまに深く掘れた所もある。
根を跨ぎながら上へ
紅葉がきれい。
いい季節だなぁ
唐松尾根の中間地点からは景色が開けてくるが、大きな石も増えてくる。
けっこう荒れてきました。
眺めはいいですよ。
山は黄色くなっていて、遠くに大菩薩湖が見える。
右手に雷岩が見えてきました。
9:00 雷岩の分岐点に到着。
まずは左の大菩薩嶺に行ってみましょう。
(写真だと道標の文字が見難い)
すぐに到着。
9:06 標高2057mの大菩薩嶺に登頂。
日本百名山の一つです。
でも山頂は木に囲まれていて眺望はありません。
戻って雷岩へ
今日は雲が多いのであんまり遠くは見えないが、
塩山の町並みは一望。
目を凝らすと、右の遠くには南アルプスが見える。
では、大菩薩峠に向かって尾根を進みましょう。
大菩薩と言えばこの風景でしょうか。
丁度 標高2000mの場所
雲が無い方向は実に爽やかであります。
このルートではちょっと難所の岩場を通る
石が積んである と言う事は・・
賽の河原に到着。
「賽の河原」と呼ばれる所は、全国に何カ所あるんでしょうか?
続いて「親不知ノ頭」へ
それにしても遠くは雲が多く・・ん〜〜?
今日は諦めていた富士山の頭だけ見えるぞ。(左上)
あっという間に雲に隠れちゃったけど、運が良かった。
霞んだ遠景を拡大し、加工して色の表情付けたら、インチキっぽい絵みたいになった・・・ |
北西方向はスッキリしてきた。
眼下に介山荘が見えてきた。
小説「大菩薩峠」の著者「中里介山」の介山です。
大菩薩峠もここにある。
10:20 大菩薩峠 到着
標高1897mになります。
大菩薩峠&介山荘は、大勢の人で賑わってました。
ここでしばし休憩。
無料トイレがあり、喫煙所まであった。
比較的都心から近いし、登り易い山だから家族連れもたくさんでした。
さて、石丸峠に向かいましょう。
熊沢山を登って行くが、今までとは様子が異なり不明瞭で急な登山道になった。
森を這う様にして進む箇所もある。
人もいないし、道合ってるかどうか不安になったりするが、確かにこの道だ。
しばらくは静かな森の中を進む。
だんだん笹が増えてきて、どうやら森を抜けた様です。
先の視界が開けた
この先下りになるのかな?
おぉ〜 笹の大草原じゃないですか!
いきなりどーんと開けた。
どうやら、下りた所の分岐点が石丸峠みたい。
11:04 石丸峠に到着。
写真右から下りてきて、今度は左に進み上日川峠に戻る。
笹原の後半は素晴しい景色。
お勧めポイントです。
カラマツも黄金色に染まる。
しばらく山を降りると、一旦林道に出る。
林道から再び登山道へ
この先は一気に下へ降りる。
けっこう急坂よ
県道218号との交差点
小屋平バス停がある所です。
この先は自然観察歩道にもなっているらしい。
上日川峠までもうしばらく。
沢に出た。
石の上を滑らない様に気をつけて渡りましょう。
この先も小川を縫う様に歩く。
出口が見えてきました!
12:30 上日川峠 ロッヂ長兵衛前に到着。
スタートから5時間くらい かかったけど、まだ昼ですね。
この後はお約束のお楽しみへ・・・
県道218号を大和町方面に下る。
(途中歩いて横断した場所を通る)
天目山(てんもくざん)温泉に来ました。
高アルカリ泉と言うだけあって、お湯に浸かるとすぐに肌がツルツルしてくる。
さっぱりしました。
峠からこっち側に下ってきたのには訳があって、
甲斐大和は「そば切り発祥の地」と言われている。
いや、「そば切り発祥の地・・の一つ」が正しいのか。
甲州説、信州説などあるらしいが、甲州説だとこの近辺になるらしい。
ちなみに・・
蕎麦のついでに山へ登ったのではない。
山の麓に蕎麦の名所があったのだ。
と言う訳で「砥草庵」さんに入る。
窓際には、さりげなく武田信玄像
むっ!
特せいろそば(十割)1日限定20食
店員さんに聞いたら、特せいろ まだあるらしい。
「十割お願いします!」
メニューに書かれた甲州説を読む。
今日は「板わさ」も頼みました。
奇麗な かまぼこ ですね。
わさび漬けが美味しい!
きました。
かなり細切りのお蕎麦です。
薬味のねぎも細切りで粘りが出てる程。
さっぱりとした蕎麦ですね。
つゆは少し甘めなので、少しだけ浸けて頂く。
薬味を蕎麦に載せて、蕎麦の下だけ浸ける感じ。
また一つ、美味しい蕎麦屋さんに出会えました。
ご馳走様です。
中央道 勝沼I.Cに向かうが、今日は まだ寄り道する。
だって勝沼ですよ。
蒼龍葡萄酒さんへ
「試飲できます」は魅力的だが、帰れなくなるのでお土産を・・
たくさん種類がありますね。
ワイン好きだけどあんまり詳しくないから、説明を読んで直感で決める。
この2本を購入。
赤白1本ずつ買おうと思っていたけど、赤2本になった。
まっ、次の機会に白も・・・
2週連続で山旅となりました。
だいぶ山道に慣れてきた気はするが、油断禁物と言う事で安全に楽しみましょう。
次ぎはどこへ行こうかな?