2018年9月1日

立山再び(その1)


8月中旬のこと
昨年は別山・真砂岳を登る予定が、悪天で室堂周辺の散策だけになりましたが、今年は浄土山から別山まで立山三山を歩いてきました。

雷鳥沢キャンプ場でテント2泊
天気は最高
夜は寒かったなぁ・・




立山 室堂へは今年も扇沢から、トロリーバス〜ケーブルカー〜ロープウェイ〜トロリーバスを乗り継いで約1時間半。
7時半の始発に乗る。
 扇沢ー黒部ダム間の「関電トンネル トロリーバス」は今年で最後だそうで、来年は電気バスになるらしい。どっちも電気モーターで走ることに変わりはないが、架線を使わなくなって、分類が鉄道から自動車になるということだな。法規上はいろいろ違いがありそう。
関電トロバスの詳しいことはこちら


関電トロバスを降りると、まずは黒部ダム〜〜



ダムからケーブルカーに乗って、さらに次はロープウェイ。
緑の黒部湖が綺麗です


最後に立山トンネル トロリーバスで室堂に到着。
 素晴らしく、素晴らしい。


標高2420m。 日本海側は雲の下ですね。


さっそく雷鳥沢に向けて出発。
ミクリガ池に映る立山はいいよなぁ。



眼下に雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。



けっこう場所空いてたので、眺めの良い場所に陣取りました。



11時前ですが、室堂の駅で買った 肉まん と 野沢菜おやき あと みそぱん をかじる。

一休みしたら、再び室堂ターミナルへ・・

初日は浄土山(下の写真 右の山)へ登る。
今回はテーマがありまして、「立山信仰」で言う所の 過去(浄土山)から、現在(雄山)、未来(別山)まで歩こう です。
湧き水を汲んでから浄土山へ出発。


室堂から一ノ越方面に進んで、分岐を右に行く。
しばらくは半舗装路を歩きますが、最初だけですよ。


振り向くと幸せを感じる景色ざんす!
山の景色に赤い屋根って なんかいいよな・・


浄土山の入り口に来ましたが、この先の室堂山 展望台に寄ってみましょう。




よ〜し、下は真っ白だ!
残念・・
立山カルデアは見えなかった・・

と言っても、青空も見えるし小さな池も見えていい感じです。
室堂から1時間弱ぐらいなので、気軽に来れますよ。


では浄土山へ
けっこう石ゴロゴロ。


トリカブトかな?



これだけ青空が綺麗だと、急勾配で息が上がっても気分は爽快ですわ。



軍人霊碑を過ぎたから、この辺が浄土山の頂上になるのかな?
はっきりと頂上がどこだか分かりませんでしたが、浄土山 (2831m)に来ました。

先に見える富山大学立山研究所の方に行ってみましょう。


正面に雄山がよく見える。
明日はあの尾根を登って、ず〜っと別山まで縦走するぞ。


向こうに荘厳たる剱岳


という事で、今日は一ノ越経由で下山します。

一ノ越山荘の向こうに行ってみよう。


かなり望遠の写真ですが、槍ヶ岳も見えた。



明日登る尾根を横目に見つつ、再び室堂経由で雷鳥沢へ帰る。



チングルマはどこも綿毛。
昨年の同時期は まだ花咲いていたけど、今年は夏の訪れが早かったしなぁ。



16時半ぐらいにテントに戻る。
まだ明るいですが、星の空(ビール)で乾杯。この後のグダグダ時間がたまらない。


18時過ぎ 大日岳の方に日が沈む。


さて、晩ごはんにしますか。
ワンパターンだけど、ソーセージとベーコンを炒める。


明日も天気良さそうですね。


天気良い日を狙った代わりに、北から寒気が入ってかなり寒い。
日が傾くと早くもダウン+上着を着る。
下はあったかいタイツも着用した上に、靴下も2枚重ねで なお寒いという、世の中の猛暑からは想像つかない気温であります。

そのままダウンのシュラフ(モンベル#3)に潜り込んでも寒かった。
でも、ある程度寒いと思って準備して良かったよ・・

勿論 星空は素晴らしく。

つづく